高卒でエンジニアになるのは厳しい?年収や将来性についても解説

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高卒でもエンジニアを目指せるのかな…。

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高卒エンジニアでも高収入を目指せる?

こんな風に考えているエンジニア志望の方に向け、今回は以下の内容でお届けします。

  • 高卒でもエンジニアを目指せる
  • 高卒エンジニアが大卒より稼ぐ方法
  • ITエンジニアの平均年収や将来性
目次

高卒でもエンジニアで高収入を目指せる!

結論から言って、高卒でもエンジニアになることは可能かつ高収入を目指すことができます
理由は簡単で、エンジニアが技術職で学歴が必要ない上に、エンジニア自体が高収入の職種であるからです。

しかし、

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それでも大卒より年収は低くなるんでしょ?

と思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、高卒エンジニアの収入事情や現実、どうしたらエンジニアとして成功できるのかを見ていきましょう。

高卒エンジニアの平均年収

高卒エンジニアの平均年収について正確な調査が出ていないため、はっきりとした数字は分かりません。

しかし、多くのITエンジニア求人が学歴不問であることから、高卒エンジニアの平均年収はITエンジニアの平均年収484万円とそこまで大差がないと考えられます。

(参考:求人ボックス給料ナビ「ITエンジニアの仕事の年収・時給・給料」)

また、未経験が多いSESエンジニアの年収が大体300万から400万円前半くらいなので、それより大幅に下回ることはないでしょう。

大卒の平均年収を超すことは普通に可能

高卒エンジニアの方でも、転職などをすることで確実に年収を上げている人は多く存在しています。

大卒との初任給の差は他業種より小さい

また、初任給に関しても、専門学校卒(短大卒、高専卒、高校卒を含む)が20万、大学卒が21万9000円と、その差は1万9000円ほどです。

専門学校卒 約20万
大卒 約21万9000円
(参考:情報サービス産業協会「2022年版 情報サービス産業基本統計調査/新規採用状況・初任給表」)

この調査は高卒以外の人も含めた平均のため正確な比較ではありませんが、全職種で高卒と大卒の初任給の差が約4万7000円であることを踏まえると、学歴による収入の差はあまりないと言って過言ではありません。
(参考:厚生労働省「令和4年度賃金構造基本統計調査/新規学卒者の学歴別所定内給与額」)

高卒にエンジニアをおすすめする理由

高卒にITエンジニアをおすすめする理由は以下の3点です。

理由1:学歴が必要ない
理由2:自分の努力が反映されやすい
理由3:人手不足で給料が良い
理由4:IT業界は将来性のある業界

理由1:学歴が必要ない

高卒の方にエンジニアをおすすめする一番の理由は、エンジニア職は学歴が必要とされないからです。
IT企業がエンジニアに求めているのはエンジニアとしてのスキルを持っているか否かです。

自分のスキルを磨くことで、他の高卒の方が手にできないような収入を得られるのはITエンジニアの大きな魅力です。

理由2:自分の努力が反映されやすい

エンジニアは自分のプログラミングスキルを使って仕事をします。よって、スキルを磨けば磨くほど仕事の成果物の質が向上します。

どれだけ完成度の高い仕事ができるかが重要になるので、とてもやりがいを得やすい職種だと言えます。

理由3:人手不足で給料が良い

IT業界は慢性的な人手不足状態なので、ITエンジニアは需要が高く、高収入を目指せる職種です。

早いうちからエンジニアとして経験を積んでおくことで、後から参入してきた人より大きなアドバンテージを得ることができます。

理由4:IT業界は将来性のある業界

IT産業がこれから先も発展し続けていくことは確実です。将来性のある業界で経験を積めるのもITエンジニアの大きな利点と言えます。

高卒エンジニアの厳しい現実

ITエンジニアは学歴が問われない、実力主義の仕事であるため高卒であることはそこまで不利になりません。
しかし、高卒の肩書きが全く影響を与えないわけでもありません。

ここでは高卒エンジニアが直面する問題を見ていきましょう。

大企業への転職は厳しい

高卒エンジニアが新卒や第二新卒で大企業へ転職することはかなりハードルが高いです。

いくら学歴が関係ないと言っても、同じスキルの高卒と大卒がいたら後者を取る大企業が多いのが現実です。
学歴が低いというだけで悔しい思いをしないためにも、プログラミングスキルはもちろんのこと、コミュニケーション能力などを高めておく必要があります。

もちろん、経験豊富なエンジニアは高卒・大卒関係なく採用されます。

下請けが多く激務

中小IT企業の仕事は大企業からの下請けがメインです。
よって、納期のしわ寄せが末端の会社に来るため、下に行けば行くほど激務になってしまいます。

また、下請けの業務は簡単な作業が多く、スキルアップできる幅が限られているためやりがいを感じにくい人もいます。

SES(客先常駐)がメイン

未経験の場合、SES(客先常駐)の仕事にしか就けない場合があります。

SES(System Engineering Service)
客先の会社にエンジニアを派遣して、技術的なサービスを提供すること

様々なプロジェクトに参加できるため、経験値が増えるメリットがありますが、収入が低いというデメリットがあります。

未経験エンジニアは実際にプロジェクトに参加して実務経験を積むことが何より大事です。転職を前提にするならSESでエンジニア人生をスタートするのもありです。

高卒エンジニアが成功するためのシンプルな方法

高卒エンジニアが成功するためには、

①プログラミングスキルを磨き、②コミュニケーション能力を高めたうえで、③転職をするのが一番堅実な方法です。

プログラミングスキルを磨く

まずはプログラミングスキルを鍛えましょう。

何度も繰り返しお伝えしているように、ITエンジニアは技術力勝負です。
スキルのない人はいつまで経っても、下請けの下請けの下請け……の仕事しか任せてもらえません。
もちろん、そのような人は高収入を得ることができません。地道な努力を続けましょう。

コミュニケーション能力を高める

ITエンジニアにもコミュニケーション能力が必要になります。

システム開発は上流工程と下流工程に分かれますが、これらの工程の連携をスムーズに行うためには、コミュニケーション能力が必須だからです。

コミュニケーション能力があるエンジニアは必ず成功します。
なぜなら、プログラミングのできるエンジニアは結構いますが、コミュニケーション能力も兼ね備えた人材はそう多くないからです。

日頃の会話から分かりやすく説明しようとする癖をつけておきましょう。

転職をしてより好条件の企業へ入社

エンジニアとしてスキルアップを積んだら、今の会社より高収入の企業へ転職するのがおすすめです。

エンジニア転職成功の鍵は、エンジニアとしてどれだけ経験を積んでいるかです。

高卒に限らず、最初から未経験で大企業や優良企業に就職することは厳しいでしょう。
まずはエンジニアとしてスキルを身につけ、その後転職をするのが、高卒エンジニアが最も効率よく成功できるルートです。

【番外編】フリーランスでスキルと収入UP

フリーランスのエンジニアとして活躍するのも一つの手です。フリーランス一本で食べていくのは大変ですが、本職とは別にクラウドワークスなどで外注を受けることで、スキルと収入を同時に得ることができます

副業として始めてみるのがおすすめ

まとめ

高卒でエンジニアになるのは難しいことではありません。
しかし、エンジニアは実力主義のため常に自分のスキルを磨く必要があります。
未経験エンジニアや経験の浅い高卒エンジニアは、実務経験を積んでから転職に挑戦することで今より高収入を得ることができます。
大事なことは、常に上を目指し続ける向上心です。今日からできることを始めていきましょう。

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この記事を書いた人

東京・大阪で20年、システム開発・WEB制作をメインに行っている株式会社セルバが運営する、エンジニアの転職・就職支援サービスです!
自社で多くのエンジニアを採用・育成してきた経験から、未経験からエンジニアになりたい人やエンジニアとしてキャリアを成功させたい人を応援しています。
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