プログラミングスクールって、高い受講料の割に面接官受けがあんまり良くない気がする…。
こんな風に感じている未経験エンジニアの方も多いはず。
しかし、効率的にプログラミングを学習するにはスクールに通うのが手っ取り早いですよね。
ということで今回は、どうしてプログラミングスクールの卒業生は使えないと言われてしまうのかを解説します。
【前提】プログラミングスクールの卒業生が使えないわけではない
よくネットでプログラミングスクール卒業生は使えないと言われますが、そんなことはありません。
むしろ、全くの未経験者が一切プログラミングを学ばずにITエンジニアとして働くのは無謀です。
プログラミングスクールで基礎を固めておくことでスムーズに業務を行うことができるのです。
プログラミングスクールが意味ないと言われる理由
プログラミングスクールは意味がないと言われる理由は以下の通りです。
- プログラミングスキルが低い
- 実務経験が積めない
- ポートフォリオがほぼ同じ
プログラミングスキルが低い
プログラミングスクールのカリキュラムでは、基礎的な知識や技術を教えることに特化しています。
しかし、実務で求められる高度なスキルや実践的な問題解決能力を身につけるまでには至りません。
そのため、卒業生のプログラミングスキルが低いと言われるのです。
実務経験が積めない
実務経験はプログラミングの世界で非常に重要です。実務経験がないと、実際の業務に対応する能力や問題解決能力が不足していることがあります。
プログラミングスクールのカリキュラムは基礎的な知識や技術を教えることに特化しているため、実務経験を積む機会が限られています。そのため、卒業生は実務で使えないと言われるのです。
卒業生が実務経験を積むためには、独自のプロジェクトに取り組んだり、インターンシップやフリーランスの仕事を経験するなど、積極的に学び続ける姿勢が求められます。
ポートフォリオがほぼ同じ
スクールで作るポートフォリオは形式が同じものが多いため、採用側は本当にプログラミングのスキルがあるのか評価しづらくなってしまいます。
自分のスキルをアピールするには、オリジナルのポートフォリオが作れるスクールを選びましょう。
プログラミングスクールでよくある後悔
プログラミングスクールに通って後悔している人も少なからずいます。よくある後悔をここで見ていきましょう。
費用対効果が低い
株式会社ブレイバンステクノロジーズの調査によると、スクールに通ったことのある卒業生のうち、25%の人がプログラミングスクールの費用対効果は低かったと回答しています。
(参考:プログラミングスクール経験者の実態調査)
スクールによっては、受講料以上の満足感を得られないことも事実。
後悔しないためにも、スクール選びはとても重要です。
とはいえ、約70%の人は費用対効果が良かったと答えているので、スクールに通うこと自体はおすすめです。
講師・カリキュラムの質が悪い
プログラミングスクールでの講師やカリキュラムの質に問題がある場合、卒業生はスキルを十分に身につけることができません。講師の経験や知識、教授法によっては、卒業生のスキル向上に影響を及ぼすことがあります。
プログラミングスクールは口コミをよく見て決めましょう。また、オリジナルの制作物を作れるスクールは独自性のあるポートフォリオが作れるので特におすすめです!
独学でも学べるレベル
一部の人々は、プログラミングスクールで学ぶよりも独学で学ぶことにより、同じレベルのスキルを身につけることができると主張しています。
自己学習の能力や情報収集のスキルに自信がある場合、プログラミングスクールに通う必要性を疑問視するかもしれません。
独学が向いている人もいるので、自分に合った学習法を選びましょう。
プログラミングスクールでスキルを身につけるために
せっかくお金を払ってプログラミングスクールに通うのですから、しっかりとスキルをつけたいですよね。
しかし、プログラミングスクールのカリキュラムをこなすだけでは不十分です。
大事なのは、自分で知識をモノにしようとする能動的な姿勢を持つことです。
自分オリジナルの制作物を作る
知識は使えてこそ意味がある!
スクールで習ったことを活かして、自分で何かオリジナルのアプリを作ってみましょう。
きっとスクールでは気づけなかった疑問点や改善点が見つかるはずです。
実際に一から自分で作ることで、他の受講生より高いレベルでスキルを身につけることができるのです。
まとめ
プログラミングスクールの卒業生が使えないと言われる理由は、実務経験の不足です。
実務経験を積むことはプログラミングの世界で非常に重要であり、スクールに通うだけでなく自分で言語が扱えるレベルにならなければなりません。
卒業生は、スクールを単なる学びの場と捉えるのではなく、自分でプログラムを書けるようになる機会を積極的に探し、自ら学び続けることが大切です。
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